強みをアピールするためにも仕事内容を理解!

自分の強みを知っていることが自己PRにおいて重要ですが、それだけでは十分ではありません。その強みを介護の仕事にどう活かせるのかアピールするためにも、介護の仕事についても深く理解しておく必要があるのです。そこでここでは介護の仕事内容について説明します。

介護の仕事といえば、利用者の食事・トイレ・入浴の世話をするものと考える人もいるかもしれませんが、単にそれらを行うだけではありません。利用者の健康状態や心理を正確に把握し、臨機応変に適切な対応をすることが求められる仕事です。利用者の体調・体力だけでなく、意欲・適性など総合的に考慮したうえで最適な介護サービスを提供します。通所施設であっても24時間利用可能な収容施設であっても、毎日利用者のバイタルチェックを行い、血圧や体温など基礎的な検診で体調管理をします。そのため少しに変化にもすぐに気付けたり、臨機応変に対応できたりする場合はアピールポイントとなるでしょう。

介護施設には介護職員のほか看護師や機能訓練指導員など様々な職業の人が関わっていて、最善の介護を行うためには異業種の職員のチームワークが必要になります。必要に応じてカウンセラーやセラピストも関わって、利用者の心のケアを欠かさないようにします。また看護師を通じて医療機関とも密接な関係を保ち、利用者の容態が急変した際にも医師と適切な連携ができるよう常に備えていなければなりません。また当然利用者やその家族とも関わることになります。介護の仕事はこのように多くの人と関わるため、コミュニケーション能力も必要です。誰とでも打ち解けられる人、状況を簡潔に説明できる人はそのことをアピールすると良いでしょう。